進行したら

進行したら

子どもの頃、小学校などの歯科検診で、

「C2」や「C3」といった言葉を

耳にしたことのある方は多いと思います。


最初は何のことか分からなくても、学年が上がるにつれて、

それは虫歯のあるなしを意味するものだ、と気づいた方も少なくないでしょう。


厳密に言えば虫歯の有無ではなく、その進行度を示す言葉です。


進行度の段階としては

「C0」から「C4」までの5段階となっており、

最も軽度な「C0」では歯表面がわずかに溶けている状態で、

無理に治療せずとも自然とふさがる可能性がある状態です。


「C1」も、ほとんど自覚症状の無い小さな虫歯です。

この状態で治療できれば、虫歯のわずかな部分だけを削り取った後、

樹脂で穴をふさげば完治です。


少し進んで「C2」の状態になれば、

冷たいものが確実にしみ始めます。


削る部分も少し大きくなるため、樹脂だけでふさぐことは出来ません。

削った後に歯の型をとり、セラミック製もしくは金属製の詰め物を作ります。


詰め物が出来上がるまでに少し時間が掛かるため、

最低でも2回は通院の必要があります。


「C3」になると、温かいお湯でさえしみたり、

痛みのあまり夜眠れない、と言う方もいます。


ここまで進行した虫歯を治療するには、

時間がかなり掛かってしまいます。

治療痕も詰め物ではなく、

差し歯などとして残ります。


最終段階である「C4」にまで虫歯が達すると、

神経が死んでしまって、

むしろ痛みを感じなくなる人がほとんどです。


こうなってしまうと、死んだ神経を取るだけではなく、

抜歯にいたることも少なくありません。


また、歯の根の先に炎症が起きた場合、

激しい痛みや高熱に苦しむこともあるのです。


時間や治療費をかけないためにも、

早期発見、早期治療を目指しましょう。


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